最初の1ヶ月は勢いよく出品できたのに、だんだん手が止まる。 パソコンを開くまでが億劫になる。 これは意志の弱さというより、作業の組み立て方から起きていることが多いように思います。 よくある3つの状態に分けて見ていきます。
パターン1:1回の作業が長すぎて、始められない
出品作業を「まとめてやろう」と考えると、1回あたり2〜3時間の塊になります。 すると、その時間が取れる日にしか手をつけられません。 平日の夜に30分だけ空いても、「中途半端になるから今日はやめておこう」となる。
そうして「まとまった時間が取れる休日」を待つうちに、 週末は週末で用事が入り、結局2週間出品していない、ということが起きます。
抜け出し方:工程を分けて、途中で止められるようにする
出品作業は、実は独立した工程の集まりです。
- 商品を探して候補を出す
- 商品情報を集める
- 画像を準備する
- 説明文を作る
- フォームに入力して下書き保存する
これを「1商品ずつ最後まで通す」のではなく、 「今日は候補を10件出すだけ」「明日は情報を集めるだけ」と工程で区切ると、 30分の隙間時間でも前に進められます。
パターン2:作業のほとんどが「書き写し」で、飽きる
出品作業の中身を思い返すと、大半は仕入れ元の画面を見ながら 商品名・素材・カラー・サイズ・採寸を打ち込む作業です。 そこにカテゴリを3階層たどって選び、色×サイズの組み合わせごとに在庫状況を指定し、 買付地・発送地・購入期限を毎回同じように入れていく。 考える要素はほとんどないのに、集中は要る。 この種の作業は、やっていて手応えがないので続きません。
しかも、集中が切れた状態で続けると、 サイズの取り違えや価格の入力ミスが増えます。 飽きは、単に気分の問題ではなく、ミスの原因でもあります。
抜け出し方:判断が要る作業と、要らない作業を分ける
出品作業には、2種類の作業が混ざっています。
| 判断が要る作業 | 判断が要らない作業 |
|---|---|
| どの商品を出すか決める | 商品情報を書き写す |
| 価格の方針を決める | 決めた式で価格を計算する |
| 出していい内容か確認する | カテゴリを3階層から選ぶ |
| 色×サイズごとに在庫状況を設定する | |
| 買付地・発送地・購入期限を入れる | |
| 画像をダウンロードして並べる |
右側の作業は、人がやっても品質が上がりません。むしろ疲れるぶん品質が下がります。 ここを機械に任せられれば、残るのは判断だけになり、 作業の密度が上がって、短い時間でも手応えが出ます。
パターン3:成果が見えるまでの距離が遠すぎる
出品してすぐ売れるわけではありません。 特に始めたばかりの時期は、何品か出したくらいでは反応がなく、 「これで合っているのか」が分からないまま続けることになります。
このとき、出品作業が重ければ重いほど「これだけやったのに」という気持ちが強くなり、 結果が出ないことに耐えられなくなります。 作業が軽ければ、同じ結果でも受け止め方が変わります。
抜け出し方:出品数ではなく、作業時間で区切る
「今日は10品出す」と決めると、終わらなかった日に失敗した気分になります。 そうではなく「今日は40分やる」と時間で区切ると、 その日にできた分がそのまま成果になります。
そのうえで、1品あたりの時間が短くなれば、同じ40分でこなせる数が自然に増えます。 数を目標にするのではなく、数が増える状態を作る、という順番です。
共通しているのは「作業が重い」こと
3つのパターンを並べると、根っこは同じです。 1回の作業が重いから、始められないし、飽きるし、報われない気がする。
逆に言えば、作業を軽くすれば3つとも同時に緩みます。 やる気を出そうとするより、作業そのものを減らす方が確実です。
YOHAKUは、出品作業のうち「判断が要らない部分」を担当するChrome拡張機能です。 仕入れ元からの情報取得、価格計算、画像の加工とアップロード、商品説明文の作成、 出品フォームへの入力までを行い、下書き保存の状態でお渡しします。 どの商品を出すかの判断と、出品前の最終確認はお客様が行う仕様です。
お使いの仕入れ元が対応できるかどうかは、事前にご相談ください。